自律神経失調症の仕組みと治療法

2021/09/10

自律神経失調症という言葉を聞いた事がある人も多いと思います。しかし、具体的にどんな症状かと聞かれると「?」という人も多いでしょう。自律神経失調症は非常に厄介な症状が発生します。慢性化してしまうと日常生活や仕事にも影響が出てしまうでしょう。

今回はこんな厄介な自律神経失調症の改善方法についてお話していきます。

 

◆自律神経失調症とは

自律神経失調症を改善していくためには自律神経について正しく理解しておくことが一番重要です。そもそも自律神経とはなんでしょうか。

 

自律神経とは「意識しないで行う身体機能」と考えてください。皆さん「さあ、呼吸するぞ!」

「さあ、心臓を動かすぞ!」と意識していないと思います。このような呼吸・心臓機能・血流・睡眠・消化・排泄などを自律してコントロールをしてくれるのが自律神経となります。

 

そして自律神経は2つの神経に分かれます。ひとつめは交感神経と呼ばれており、主に日中の活動的な状態の時に働く神経になります。もうひとつは副交感神経と呼ばれ、リラックスしている時や睡眠時に働く神経になります。この2つを合わせたものが自律神経となるのです。

 

自律神経失調症とはこれらの2つの神経機能が正常に動作しない状態の事を指します。中々病名が付けられず不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる時も実はこの自律神経の不具合からきているケースが多くあるのです。

 

◆交換神経と自律神経失調症

ここでは2つの自律神経について少し詳しく説明していこうと思います。まずは交感神経についてですが交感神経は活動的な時に働く神経になりますので主に日中や運動時に活発に活動してくれます。運動している時には心臓の動きを早くして血流も早くし、各細胞に酸素を行きわたらせようとして呼吸も荒くなります。デスクワークをしている時でも脳を活動させて目の動きや手や指の動きを活発化させて次に行う行動を随時促進します。ゲームなども交感神経が活発になり興奮状態になります。

 

この日中や運動中に働いてくれる交感神経がリラックスしている時や就寝している時に活発に動くとどうでしょうか。寝ている時に心臓がドクンドクン早く脈打ち、息も荒くなり、汗をかきます。すると、おそらく脳の神経も活発的になり寝ている事が出来ないでしょう。このような状態になると脳内の分泌物も変化しアドレナリンが放出されて「危険回避をしなくてはいけない」と働き、パニック発作などが発生したりしてしまいます。

このような状態を引き起こしてしまうのが自律神経失調症となります。

 

◆副交感神経と自律神経失調症

次に副交感神経の場合を考えてみましょう。副交感神経は就寝時やリラックスしている時に働く神経と説明しました。それでは運動中に副交感神経が優位に働いたらどうなるでしょうか。また朝の起床時に副交感神経が優位に働いたらどうなるでしょうか。心臓を早く動かさないといけない時に動かさず、血流が遅いままになります。酸素も各身体組織に上手く行きわたらない状態になります。すると「貧血」という状態になり最悪気を失ってしまうでしょう。気を失わないまでも「気分が悪い・気持ち悪い・頭が痛い」などの症状が出るはずです。意識がある状態であれば対処はできますが、運転中や駅で電車待ちの時に発生してしまうと非常に危険です。これも自律神経失調症の症例のひとつとして考えられます。

 

◆自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症の治療方法としては色々な物があります。自律神経失調症を引き起こす障害があればその障害を取り除く治療を行います。例えば更年期障害が原因の場合はホルモン治療などです。その他としては心身のストレスが原因であればカウンセリングやマッサージ、うつ症状が強い場合には抗うつ剤などの投薬治療など様々です。

 

しかしこれらの治療方法は一時的な対処方法になります。根本的な自律神経失調症の改善とはなりませんので充分にご注意ください。カウンセリングなどは効果が出るまでに時間がかかりますし、費用もかかります。マッサージは一時的に症状が楽になるかもしれませんが身体が「自律神経失調症を発生させるクセ」のような状態となっているため直ぐに元に戻ってしまうでしょう。投薬治療は有効な分、依存性が非常に高くなってしまうため別の意味で危険になると言えます。

 

◆自律神経失調症と日常生活

前述した治療法は非常に良いのですがサポート役になります。根本的な自律神経失調症の原因は身体の免疫機能の低下や自然治癒力の低下が原因となり発症しているのです。規則正しい生活をして、適度な運動、暴飲暴食を控える、心身ともにストレスを貯めない、このような「気持ち作り」が非常に重要になります。「若いから大丈夫」などと考えていると非常に危険です。高齢になると中々身体はもとに戻りません。今からでも遅くはありませんのでに日常生活を見直し、基礎体力や免疫力、自然治癒力を向上させる努力をしてみましょう。


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