更年期障害と上手く付き合う方法

2021/09/24

更年期障害という言葉は女性の人だけがなると思っている方も大勢いる事でしょう。しかし、更年期障害は男性もかかる場合が多くあります。更年期障害になってしまうと体の不調があちらこちらに出てきます。ひどい時には日常生活にも支障が出ます。今回はそんな更年期障害と上手く付き合う方法に触れていきたいと思います。

 

◆更年期障害とは

更年期障害とは女性の場合閉経後に発生する症状で、病院などで治療が必要な状態を更年期障害と呼びます。女性は閉経後ホルモンバランスが乱れ、女性ホルモンを排出しようとしても上手く機能せず、自律神経にも異常をきたす場合があります。

 

その結果、ほてり、のぼせ、冷え、動悸、発汗、イライラ、頭痛、など様々な症状が身体に現れるのです。場合によってはバネ指と呼ばれる腱鞘炎になってしまう人も大勢います。

また、非常に落ち込みやすく撃つ症状にもなりやすいのが特徴です。

 

人によって症状に差はありますが大体40代中頃から50代全般になり発生してきます。その他若い世代でも子宮筋腫や癌などで子宮を全摘出してしまった人にも起こる症状になります。「更年期かな」と感じる症状が出始めたら早めに専門医にて診察を受けてみる事をおすすめします。

 

◆更年期障害の原因

更年期障害の原因は閉経などのホルモンバランスが原因だと前述しました。しかし、ホルモンバランス以外でも更年期の症状を悪化させる事がありますので日常生活でも充分に注意して生活するようにしましょう。特に下記の事項に該当する人は更年期障害になりやすい人だと言えますので特に注意してください。

 

・仕事や人間関係でのストレスが大きい

・慢性的な運動不足

・姿勢が悪い

・暴飲暴食、偏食

・肥満、痩せすぎ

・音や光の激しい場所での仕事や生活

・一日中デスクワークである

・寝不足

・生活習慣が不規則

・水分不足

このような日常生活を送っている人は更年期障害の症状が顕著に出やすいので充分に気を付けて日頃の生活習慣などを見直すようにしましょう。

 

◆更年期障害の期間

更年期の期間としては基本的に閉経後約5年程度になります。そのため女性であれば50代後半頃には落ち着いて更年期を抜けた状態になります。要は女性ホルモンが分泌されない状態に体が慣れるまで個人差はありますが基本的に約5年程度と考えておいてください。

 

逆に色々と家庭の事情や介護で日々緊張している場合は更年期障害が発生しない人もいます。しかし、その緊張が無くなった瞬間に一気に症状が出る人も大勢いますので注意が必要です。このように個人差はありますが色々な状態や生活習慣が引き金となり更年期障害が起こり始め、その期間が約5年位続くという事になります。

 

◆更年期障害の治療方法

更年期障害の治療方法は様々です。ホルモン剤の投薬やプラセンタと呼ばれる胎盤から抽出されるエキスの注射、抗不安剤、痛み止め、マッサージ、カウンセリングなど色々とあります。これらの治療方法はそれぞれ非常に素晴らしい治療方法ですがあくまでも更年期障害を乗り越える為のサポート役になります。あまりこれらの治療方法に依存してしまうと逆に依存症のような状態になってしまうケースもありますので注意が必要です。

 

特に痛み止めや抗不安剤などは依存性が高い薬もありますので充分に注意して服用する必要があります。

 

根本的な更年期障害の改善方法としては身体の免疫力や自然治癒力を活性化させ、自律神経を整える事が一番おすすめの治療方法になります。そして、そのサポート役として上記の治療方法を有効に活用するようにしましょう。

 

◆更年期障害の改善方法として

更年期障害は不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる原因不明の身体の異常を指します。この不定愁訴は自律神経の乱れが大きな原因になります。自律神経は交感神経と副交感神経があり、活動的な時には交感神経が優位に働き、運動をすると鼓動を早くしたりして酸素を体全体に行きわたらせようとします。逆に副交感神経は就寝時などリラックスしている時に働く神経となります。深く呼吸したり、緊張を和らげたりする効果があります。

 

この自律神経を整える一番の改善方法は「適度な運動する事」になります。適度な運動をすることにより身体機能に負荷がかかり、自律神経を正常に機能させるような状態にしてくれます。定期的に適度な運動をすることにより、交感神経の役割と副交感神経の役割を体に記憶させるのです。

 

◆更年期障害と上手く付き合う方法のまとめ

これまでご説明してきたように更年期障害はホルモン、自律神経と深く関係があります。そのためこの更年期障害の症状を治すには自然治癒力や免疫力を高め身体を活性化させる事が必要になります。無理な運動はいけません。規則正しい生活習慣を身に着けて、バランスの良い食生活をし、適度な運動をすることで更年期障害の時期を乗り越える事ができるのです。生活習慣を上手くコントロールすることで更年期障害と上手く付き合っていくようになります。今からでも遅くありませんので是非試してみてください。


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