若い人でもなるぎっくり腰の予防法

2020/11/23

ぎっくり腰は高齢の人がなると世間一般では考えられていますよね。でも現代では子供で
もぎっくり腰になる人が増えています。ぎっくり腰は腰痛の中でも一番多い種類になりま
す。今回はこのぎっくり腰とその予防法などについてお話ししていきます。


◆ぎっくり腰は誰でも起こる?
ぎっくり腰と聞くとおばあちゃんやおじいちゃんをイメージする人が多いかもしれません
。しかし現代では運動不足の子供も多く、急激な運動により子供でもぎっくり腰になって
しまうケースが増えています。
そもそもぎっくり腰とは医学的に「急性腰痛症」と呼ばれ急に発生した腰痛全てを指しま
す。
ぎっくり腰の状態とは腰部の椎間板や関節・筋肉・靭帯などに部分的な損傷がおこり痛み
を発生させた状態です。
治療方法は主に湿布や痛み止めなどが多いようですがほとんどが自然治癒しますので安心
してくださいね。
現代の子供や若い人達は運動不足を指摘されています。子供の頃に運動不足になると身体
の基本となる骨格や筋肉などが充分に発達せず少しの衝撃ですぐに損傷してしまいます。
これが若い人のぎっくり腰の発生率をあげているのです。ぎっくり腰は現代では老若男女
問わずに発生する腰痛なので日頃から運動不足を解消するように心がけてくださいね。


◆ぎっくり腰に有効な治療方法は?
ぎっくり腰の治療法は痛み止めや湿布などが一般的ですが一番有効な治療方法とは「でき
るだけ日常生活を続ける」ことです。日常生活を続けることにより人体の自然治癒力が活
性化されてぎっくり腰を治してくれるのです。
これは歯車の間に挟まったゴミを取り出すのと同じ考え方で最初は中々歯車が回りづらく
ても回しているうちにゴミが取れてスムーズに歯車が回りだすのと同じになります。
無理をする必要はありませんが痛いからといって寝たきりになると関節が硬直化してしま
い柔軟性が無くなりかえって回復が遅くなるのです。
歯車でいうとゴミが挟まったままの状態で放置しておいてもゴミは無くならないのと同じ
ですね。
痛み止めなども一部では有効ですが飲みすぎたりすると「依存症」のような状態になりま
すので注意したほうが良いでしょう。
冷やしたり、温めたりするのは楽になるのならどちらでも問題ありませんがマッサージな
どは控えてください。腰部組織の損傷がかえってひどくなるケースが多数報告されている
ようです。


◆ぎっくり腰はクセになる?
ヨーロッパではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と呼んでおりやはり非常にポピュラー
な腰痛です。
ぎっくり腰は一度起こしてしまうと「クセ」になる可能性もあります。その仕組みを説明
しますね。
人は日常的に色々なストレスや疲労にさらされています。
これは精神的なものから肉体的なものまで様々です。立ち仕事や事務仕事、子育てなど全
てにおいてストレスの対象と言っても良いでしょう。
通常健康な人はこのストレスや疲労を自己回復させる自然治癒力が備わっていますが自然
治癒力が弱まっていると一日休んだだけでは充分に自己回復できません。
自己回復ができないとさらに身体に負担をかけて疲労やストレスが溜まり「ぎっくり腰」
となり再度表面化してしまうのです。これが「クセ」の仕組みになります。


◆ぎっくり腰の主要な誘因は何?
それではぎっくり腰を引き起こしている誘因は何だと思いますか?
誘因には主に5つあります。
1、運動不足
これは誰でも想像つくと思いますが人は運動をしないと体の柔軟性や筋肉、組織が固くな
ります。その結果少しかがんだり振り向いたりしただけでも腰に負担がかかりぎっくり腰
になってしまうのです。

2、筋肉疲労
運動不足とは逆に運動のし過ぎで筋肉や靭帯、軟骨などに疲労が蓄積されてぎっくり腰と
なり表面化します。スポーツは「腰が重要」になりますので充分にストレッチをして適度
に体を休めるようにしてくださいね。

3、冷え性
冷え性の人は筋肉の血管が非常に細くなりがちです。そのため柔軟性のある筋肉とならず
体が硬いままになってしまいますので子供を抱えただけでぎっくり腰になってしまう事が
多くあります。

4、内臓疲労
内臓にストレスや疲労が蓄積されているとその疲労をかばうためあらゆる筋肉や靭帯組織
が硬直し始めます。この硬直した状態が少しでもずれたりするとぎっくり腰が誘発される
のです。

5、心的ストレス
心的ストレスは一見ぎっくり腰とは関係ないように思えますが実は非常に関係があります
。心理的にストレスが大きくなると自然と体の姿勢が悪くなったり内臓疲労などが溜まっ
てしまうのです。これがぎっくり腰を引き起こす誘因のひとつともなっています。
これらのぎっくり腰の誘因要素を自己回復するためには自然治癒力を活性化させるのが一
番です。自然治癒力を活性化させるためにはやはり規則正しい生活や食生活・水分補給が
必要になりますので日頃の生活スタイルに充分に気を付けてくださいね。

ぎっくり腰の詳しい記事はこちら

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