ひばり整体｜茨城県つくば市にある整体院です。骨盤矯正、肩こり、腰痛や生理痛、更年期障害などの婦人科系症状にお悩みの方におすすめです。

「自律神経障害について」
低血圧・めまい・脈拍異常・異常な発汗・便秘や下痢など多くの方が経験したことがある
症状だと思いますが、風邪でも何でもない時にこのような症状が頻繁に起こると自律神経
障害の可能性があります。今回は「もしかしたら重大な疾患があるかもしれない」自律神
経障害についてお話しようと思います。


◆自律神経とは
まずは自律神経について理解しておきましょう。
自律神経とはよく「裏方の重要な仕事」に例えられます。
みなさん呼吸はしますか？
心臓は動いていますか？
トイレは行きますか？
これらのことは「当たり前」と思うかもしれませんがこの一連の動作は無意識で行われて
いると思います。一見当たり前と思われる人間が生きて行くために必要なことを24時間体
制で監視して、調整してくれるのが「自律神経」になります。
自律神経は２つに分かれており交換神経と副交感神経があります。
交感神経は主に日中の活動時に働く神経です。
運動すれば脈拍は上がり、呼吸も荒くなり体中の細胞に酸素を送ろうとして血圧も上がり
ます。これが交感神経になります。
寝る時は脈拍は下がり、呼吸もゆっくりになります。血圧も下がり心臓もゆっくりと動き
ます。これが副交感神経の働きです。
これらの生きる為の一連の動作を合わせて自律神経と呼びます。


◆自律神経が乱れるとどうなる？
自律神経が乱れるとどうなるでしょうか？
運動しても脈拍が上らないと体の組織に酸素が送られなくなり、最終的には意識がなくな
ります。また、寝ている時に脈拍や血圧が上がると動悸、息切れ、めまいとなり、パニッ
ク障害と呼ばれる状態になってしまうことも多くあります。
このように自律神経がその時の状況に合わせてしっかり働かない事を自律神経障害と
呼びます。
自律神経が乱れると起こる症状を下記に記しますので参考にしてみてください。

・ストレス性胃炎
・めまい
・頭痛
・便秘、下痢
・過呼吸、動悸、息切れ
・日常的な吐き気
・手足のしびれ
・鬱症状
・体のほてり、悪寒
・パニック障害
・肩こり
・不眠
これらの症状が日常的に起こる場合は自律神経障害の可能性もありますが場合によっては
重大な疾患が隠れている場合もありますので注意してください。
自覚症状がある場合はすぐに診察してもらうことをおすすめします。


◆自律神経障害の治療方法
自律神経障害の治療方法はいくつかあります。
・薬物療法
・心理療法
・理学療法
薬物療法に関しては専門の医療機関にて診察を受け、自律神経を整える薬を処方してもら
います。場合により抗不安薬などの投与もありますがあまり薬に頼りすぎると依存性が高
くなってしまい危険が伴いますので注意してください。
心理療法に関しては主にカウンセリングがメインになります。自律神経の乱れは日々のス
トレスや不安などから発生するケースも多くありますのでキチンとした医師やカウンセラ
ーに相談することをおすすめします。
理学療法は主にマッサージやストレッチになります。自律神経障害は運動不足から発生す
ることも多くありますのでマッサージやストレッチなどをして体の組織をメンテナンスす
る形になります。しかし、一時的に良くなっても再発する可能性がありますので持続する
事が大事です。


◆自律神経障害の原因
自律神経障害の原因には色々とあります。日々の人間関係やプレッシャーなどの精神的ス
トレス、光や音の激しい状態での生活、寝不足などの不規則な生活、女性の場合は更年期
や妊娠後のホルモンバランスの乱れ、運動不足などと様々です。
これらのこと全てにいえることは「疲労」です。
精神的なストレスなどが多くあると内臓が疲労して胃炎になり、自律神経が乱れます。光
や音の激しい状態も脳の機能が疲労してしまいます。
また、運動不足や不規則な生活（暴飲暴食）などはやはり内臓や骨、筋肉に疲労を蓄積し
てしまいます。
運動不足で姿勢が悪いことも内臓や骨格に負担をかけて色々な所に疲労が蓄積されます。
これらが原因で精神的なストレスとなり自律神経障害の発症につながる悪循環になってし
まうことも多く報告されています。


◆自律神経障害の改善のために
自律神経障害を改善するためには人間の本来の行動をとるのが一番効果的です。
人間本来の行動をとることで自然治癒力が活性化して「疲労が改善」されます。
人間や動物は本来毎日体を動かすようにできています。基本的な運動を行わないと人体の
自然治癒力も下がり自律神経の乱れも多くなり、自律神経障害の発症となってしまうので
す。軽い散歩でも毎日続けることで自律神経の乱れも格段に良くなります。
人間はケガをしても自然に傷口がふさがります。
これが自然治癒力です。
現代人はこの自然治癒力が圧倒的に低くなってきています。
基本的な日常生活を見直して自然治癒力を活性化させて予防するようにしてください。
特に子育てで寝不足のママさんや夜勤などがある人は太陽の光も浴びていませんので日光
浴も大事ですよ。
それではまた次回お会いしましょう!(^^)!


自律神経障害の詳しい記事はこちら