膝が痛い!膝痛の仕組みや対処方法について

2020/12/18

「膝が痛い!」こんな思いを経験した人も多いのではないでしょうか?

 

膝痛は老若男女問わず発生する厄介な症状のひとつといえるでしょう。膝痛の原因も様々で原因の解明ができないものも多くあります。今回はこんな膝痛に関してのお話しになります。

 

◆膝痛の種類

膝痛の病名の種類は様々です。中には重大な疾患が原因の場合もありますので膝痛が気になる人は専門の医師に速やかに診察してもらってください。悪化すると歩行困難や手術などの措置が必要になってきます。以下に膝痛の主な種類を記しておきます。

 
  1. 変形性関節症

変形性関節症は中高年の方に多いとされています。膝の軟骨がすり減り神経を圧迫したり、炎症を起こして膝痛を発生させます。

 
  1. 関節リウマチ

関節リウマチの原因は定かではありません。身体の免疫機能が低下して関節が動かなくなってきます。膝だけではなく体中の関節にも広がる病気です。

 
  1. 半月板損傷

半月板は膝の関節を構成している重要な組織のひとつです。衝撃や体のバランスを調整する組織となり激しい運動や加齢にて半月板が損傷して痛みを引き起こします。

 
  1. 全身性エリテマトーデス

あまり聞いたことがないかもしれませんが本来自分を守るはずの免疫機能に異常をきたし、関節や内臓、皮膚などを免疫が攻撃してしまう病気です。膠原病の一種になります。

 
  1. 通風

昔は「贅沢病」と言われていましたが現在では食生活も豊かになり一般の人も多く発生してしまう病気です。体の尿酸値が高くなると結晶化して関節の炎症を引き起こします。




 

◆膝痛になりやすい人

前述した膝痛になりやすい人はどのような人でしょうか?

 

以下に当てはまるものがひとつでもあれば「膝痛予備軍」になりますので注意してください。

 

・過去に激しい運動をしていた人(アスリート)

・激しい運動をする人

・重い荷物を日常的に抱える人

・無理な体制で仕事をする人

・運動不足な人(事務職など)

・自律神経の機能が低下している人

・生活習慣が不規則な人

・暴飲暴食

・姿勢が悪い人

・過去に膝のケガをしたことがある人

・子育て中のお母さん

・水分不足な人

 

上記のような人たちは膝痛になる可能性が非常に高くなりますので注意してください。

過去に激しい運動をしていると半月板や軟骨がすり減ったり、損傷している可能性が非常におおくあります。正常に戻るには数十年かかると言われていますので痛みが無くてもケアは必要になってきます。

 

また運動不足や生活習慣が乱れていると内臓や骨格にストレスが溜まり、免疫機能や自律神経機能が低下して膝痛を引き起こすこともあります。

 

子育て中のお母さんは妊娠中に子供に養分を送り続けていましたのでカルシウム不足や栄養不足になっています。そこに子供を抱えて家事をすると膝に負担を抱えてしまい膝痛を発生させてしまいます。

 

◆膝痛の原因

多くの人達の膝痛の原因は身体の再生機能や自然治癒力の低下が原因になります。

基本的に人間には正常な免疫機能や組織の再生機能が備わっています。

 

しかし、無理な生活を送る事でこれらの機能が低下して最終的に膝痛を引き起こすようになります。「まだ若いから大丈夫」と過信して無理をすると身体組織の再生機能や自然治癒力が低下して「身体を元に戻す」作業が追い付かなくなるのです。

 

生活の基盤は健康です。健康な体があれば生きていけます。仕事や家事で無理をしないようにして自分の体を大事にしてくださいね。そのためには日ごろから廻りの協力や理解も必要になりますのでよく話し合ってみてください。

 

◆膝痛の改善方法

膝痛の改善方法や治療方法は色々とあります。

痛み止めや炎症止めの薬などの服用、マッサージ療法、電気治療、湿布など様々です。これらの治療法は非常に有効ですが持続性がありません。

 

人間の体は特に薬には慣れやすい体質になっています。痛み止めなどは長期間服用し続けると効かなくなりもっと強い痛み止めなどが必要になってしまい「依存症」となってしまうことも多くありますので充分に注意してください。

 

前述した膝痛の治療方法は非常に有効ですがその場しのぎになりがちです。膝痛の治療法と併用して日常生活の見直しをして自然治癒力を上げるようにしてください。

 

◆膝痛との上手な付き合い方

膝痛は慢性的になりやすい症状です。上手に付き合っていくには季節の変わり目のケアや日常的な食生活、適度な運動、リハビリ、サプリメントなどに気を使ってみてください。

 

即効性はないかもしれませんが上手に膝痛の治療方法と併用すれば身体の自然治癒力が活性化されます。そして気が付いたら「痛みに悩まされない」状況になるでしょう。

 

「継続は力なり」です。自分の体は自分だけのものではありません。日常生活に支障が出ると家族にも負担をかけますし、心配もかけてしまいます。是非自分の体をいたわる努力をしてみてくださいね。

 

それではまた次回お会いしましょう!(^^)!



膝痛の詳しい記事はこちら


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